関西電力の電気料金について徹底解説!

「自分の会社が契約している関西電力の料金プランを見直したい!」
「できれば、今より電気料金を安くしたい!」
こんなお悩みをお持ちではありませんか?

この記事では、そんな方に向けて関西電力の電気料金が決まる仕組みや、法人が契約できる電気料金プランについてご紹介していきます。

もっと具体的には、
○ 関西電力の電気料金の計算方法
○ 関西電力の電気料金単価表
○ 燃料費調整制度や再エネ賦課金など分かりにくい用語の解説
○ 関西電力で法人が契約できる電気料金プラン一覧
○ 電気料金を安くする方法
などについてご紹介していきます。

とくに最後の内容は、関西電力の電気料金が高くてお悩みの方には必読の内容となっていますので、ぜひご覧ください!

関西電力の電気料金のしくみについて

関西電力の電気料金について
はじめに、関西電力「低圧電力プラン」および「従量電灯B」の電気料金の仕組みについてご説明していきます。

関西電力の電気料金の計算式

関西電力の「低圧電力プラン」および「従量電灯B」の電気料金は、以下の計算式で決まっています。

・ 電気料金=基本料金+電力量料金±燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金

基本料金、電力量料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金について詳しくは、以下でご説明してきます。

関西電力の基本料金の仕組み(低圧電力の場合)

関西電力の基本料金は、契約しているだけで請求されますが、電気を全く使用しない場合は半額となります。「低圧電力」プランの基本料金は、以下の計算式で導き出されます。

・ 基本料金=基本料金単価(1,078円)×契約電力×力率

なお、関西電力「低圧電力プラン」の契約電力には、「主開閉器契約」と「負荷設備契約」の2種類があります。

● 主開閉器契約とは
「主開閉器契約」は、契約主開閉器(メインブレーカー)の容量をもとに、以下の計算式で決定されます。

・ 契約電力(kW)=契約主開閉器の定格電流(A)×電圧(V)×1.732×力率(100%)×0.001

「主開閉器契約」では、契約主開閉器(メインブレーカー)の容量によって基本料金が左右されます。また、契約主開閉器(メインブレーカー)によって使用できる最大電流が制限されます。
「主開閉器契約」は、動力設備の稼働率が低く、契約主開閉器によって電気が遮断された場合でも影響が少ない方に向いています。

● 負荷設備契約とは
「負荷設備契約」は、エアコンなどの契約負荷設備の容量(出力)をもとに、以下の手順で契約電力が決定される方法です。
1. 入力換算
エアコンなど契約負荷設備の出力(馬力など)を、入力(キロワット)に換算します。
2. 台数圧縮
契約負荷設備の入力(キロワット)の値を、2台目までは100%、3~4台目は95%、5台目以降は90%に圧縮して算出します。
3. 容量圧縮
2.で算出された入力(キロワット)の合計値を、以下のように容量圧縮します。
○ 0~6kW:100%のまま
○ 6kWを上回り20kWまで:90%に圧縮
○ 20kWを上回り50kWまで:80%に圧縮
○ 50kWを上回る量:70%に圧縮
以上の手順を経て、「負荷設備契約」の契約電力は決定されます。

● 力率ってなに?
力率とは、電源から送り出される電力(皮相電力)に対し、有効に使用された電力(有効電力)の割合を示した値です。力率が100%に近いほど電力が有効に使用されたことを表し、低ければ使用されなかった電力が多いことになります。
力率が存在する理由としては、電源から送ったけれども使用されなかった電気に対して、電力会社は請求を行えないため、できるだけ無駄な電力を減らして(力率を上げて)使ってもらうために設定されています。そのため、力率85%を基準として、1%上回るごとに基本料金を割引し、1%下回るごとに基本料金が割増されます。

関西電力の基本料金の仕組み(従量電灯Bの場合)

関西電力「従量電灯B」プランの基本料金は、以下の計算式で導き出されます。
・ 基本料金=電力量料金単価(396円)×契約電力

関西電力の電力量料金の仕組み(低圧電力の場合)

関西電力「低圧電力プラン」の電力量料金は、使用した電力量1kWhごとに応じて料金が増加していきます。1kWhごとの料金単価は季節によって異なり、夏季(7月1日~9月30日)とその他季(夏季以外の期間)で分かれています。
関西電力「低圧電力プラン」の基本料金および電力量料金の料金単価表は、以下をご覧ください。

  単 位 料金単価(税込)
基本料金 1kW 1,078円00銭
電力量料金 夏季 1kWh 14円62銭
その他季 13円13銭

関西電力の電力量料金の仕組み(従量電灯Bの場合)

関西電力「従量電灯B」の電力量料金は、電気使用量に応じて1kWhごとの料金単価が変動する仕組みになっています。
関西電力「従量電灯B」における電力量料金の計算式は、以下のとおりです。
① 使用電力量が120kWhまでの場合:電力量料金単価×使用電力量±燃料費調整額
② 使用電力量が120kWh~300kWhまでの場合:(電力量料金単価×120kWh)+(21円21銭×(使用電力量-120kWh)) ±燃料費調整額
③ 使用電力量が300kWhを超える場合:(電力量料金単価×120kWh)+(21円21銭×180kWh)+(24円21銭×(使用電力量-300kWh))±燃料費調整額

関西電力「従量電灯B」の基本料金および電力量料金の料金単価表は、以下をご覧ください。

    単 位 料金単価(税込)
基本料金   1kVA 396円00銭
電力量料金 第1段階料金(最初の120kWhまで) 1kWh 17円92銭
第2段階料金(120kWh以上300kWhまで) 21円21銭
第3段階料金(300kWh超過分) 24円21銭

燃料費調整額とは

燃料費調整額とは、火力発電の燃料となる原油・石炭・LNG(液化天然ガス)の燃料価格の変動に対応するための制度です。原油・石炭・LNG(液化天然ガス)それぞれの3ヶ月間の貿易統計価格を元に平均燃料価格を割り出し、基準燃料価格を上回る場合は「プラス調整」を、下回る場合はマイナス調整を施し、最終的な「燃料費調整単価」が決定されます。
なお、2019年11月分の燃料費調整単価は、1kWhにつき「0.13円」となっています。(関西電力「低圧電力プラン」の場合)
燃料費調整額が設定された背景には、原油・石炭・LNG(液化天然ガス)といった燃料が日本国内では調達できず、そのほとんどを海外からの輸入に頼っているという事情があります。

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、「再エネ賦課金」とも呼ばれ、固定価格買取制度(FIT)による太陽光発電事業者などからの電力買取金額を、電気契約者全体で負担していくという制度に基づいて設定された費用です。
再エネ賦課金は、太陽光発電などを設置しているかどうかに関わらず、電気を契約していれば毎月発生してしまう料金なので、電気代値上げの一因にもなっています。
最新の再生可能エネルギー発電促進賦課金の価格ですが、
・ 再エネ賦課金:2.95円/kWh(2019年5月分から2020年4月分まで)
となっています。

関西電力の電気料金プランについて

関西電力の電気料金について
ここでは関西電力の電気料金プランについてご紹介していきます。

従量電灯A

最大需要容量が6kVA未満の一般家庭に向けた料金メニューで、電気使用量に応じて電力量料金単価が変化する「3段階料金制度」が採用されています。基本料金はありませんが、電気使用量が15kWhまでは一律で最低料金が発生します。

従量電灯B

契約容量が6kVA以上50kVA未満の商店、事務所、飲食店、ご家庭等に向けた料金メニューで、小型機器を多く使用する方に向いています。従量電灯Aと同じく、電気使用量に応じて電力量料金単価が変化する「3段階料金制度」が採用されているほか、1kVAごとに加算されていく基本料金もあります。

低圧電力

大型エアコン(3相200V)や業務用冷蔵庫などをお使いの飲食店や事務所に向けた電気料金メニューで、契約電力が50kW未満の顧客が対象です。
電気料金の仕組みなどはこの記事でもお伝えしてきた通りです。

高圧(契約電力500kW未満)

高圧(契約電力500kW未満)には、以下の電気料金プランが用意されています。
● スーパーや事務所ビルなどを対象とした法人向けの電気料金プラン

高圧電力AS-TOU 夜間・日曜日・祝日など、電力需要が少ない時間帯に電気を多く使用する法人向けのプラン。
高圧電力AS 平日の昼間に電気を多く使用する法人向けのプラン。
高圧自家発補給電力AS 契約者側の発電設備が検査・事故などで発電を行えない時に、不足する電力を補うプラン。
高圧予備電力AS 常時供給設備の補修・事故などで電力が不足したとき、予備電線路から電気を使用するプラン。
高圧臨時電力AS 契約使用期間が1年未満の方のためのプラン。

● 工場などを対象とした法人向けの電気料金プラン

高圧電力BS-TOU 夜間・日曜日・祝日など、電力需要が少ない時間帯に電気を多く使用する法人向けのプラン。
高圧電力BS 平日の昼間に電気を多く使用する法人向けのプラン。
高圧自家発補給電力BS 契約者側の発電設備が検査・事故などで発電を行えない時に、不足する電力を補うプラン。
高圧予備電力BS 常時供給設備の補修・事故などで電力が不足したとき、予備電線路から電気を使用するプラン。
高圧臨時電力BS 契約使用期間が1年未満の方のためのプラン。

高圧(契約電力500kW以上)

高圧(契約電力500kW以上)には、以下の電気料金プランが用意されています。
● 商業施設や事務所ビルなどを対象とした法人向けの電気料金プラン

高圧電力AL-TOU 夜間・日曜日・祝日など、電力需要が少ない時間帯に電気を多く使用する法人向けのプラン。
高圧電力AL 平日の昼間に電気を多く使用する法人向けのプラン。
高圧自家発補給電力AL 契約者側の発電設備が検査・事故などで発電を行えない時に、不足する電力を補うプラン。
高圧予備電力AL 常時供給設備の補修・事故などで電力が不足したとき、予備電線路から電気を使用するプラン。
高圧臨時電力AL 契約使用期間が1年未満の方のためのプラン。

● 工場などを対象とした法人向けの電気料金プラン

高圧電力BL-TOU 夜間・日曜日・祝日など、電力需要が少ない時間帯に電気を多く使用する法人向けのプラン。
高圧電力BL 平日の昼間に電気を多く使用する法人向けのプラン。
高圧自家発補給電力BL 契約者側の発電設備が検査・事故などで発電を行えない時に、不足する電力を補うプラン。
高圧予備電力BL 常時供給設備の補修・事故などで電力が不足したとき、予備電線路から電気を使用するプラン。
高圧臨時電力BL 契約使用期間が1年未満の方のためのプラン。

特別高圧

特別高圧には、以下の電気料金プランが用意されています。
● 商業施設や事務所ビルなどを対象とした法人向けの電気料金プラン

特別高圧電力A-TOU 夜間・日曜日・祝日など、電力需要が少ない時間帯に電気を多く使用する法人向けのプラン。
特別高圧電力A 平日の昼間に電気を多く使用する法人向けのプラン。
特別高圧自家発補給電力A 契約者側の発電設備が検査・事故などで発電を行えない時に、不足する電力を補うプラン。
特別高圧臨時電力A 契約使用期間が1年未満の方のためのプラン。

● 工場などを対象とした法人向けの電気料金プラン

特別高圧電力B-TOU 夜間・日曜日・祝日など、電力需要が少ない時間帯に電気を多く使用する法人向けのプラン。
特別高圧電力B 平日の昼間に電気を多く使用する法人向けのプラン。
特別高圧自家発補給電力B 契約者側の発電設備が検査・事故などで発電を行えない時に、不足する電力を補うプラン。
特別高圧臨時電力B 契約使用期間が1年未満の方のためのプラン。

● すべての法人が契約できるプラン

特別高圧予備電力 常時供給設備の補修・事故などで電力が不足したとき、予備電線路から電気を使用するプラン。

関西電力の電源構成について

関西電力の電気料金について
ここでは、関西電力の電源構成について見ていきます。
電源構成とは、「電気を発電した設備(火力発電や水力発電など)の割合」のことです。電源構成を見ることで、関西電力の電力がどのように作られたかを知ることができます。

関西電力の電源構成(2018年度)

○ 火力発電:57%(石炭:18%、LNG等のガス:37%、石油:2%)
○ 原子力発電:22%
○ 3万kW以上の水力発電:9%
○ FIT電気:4%
○ 再生可能エネルギー:2%
○ その他:7%

関西電力の電気料金を実際にシミュレーションしてみる

関西電力の電気料金について
ここでは、関西電力の「低圧電力」および「従量電灯B」を契約時、電気料金がいくらになるのかをシミュレーションしていきます。

関西電力「低圧電力」の電気料金シミュレーション

● シミュレーション条件
○ 料金プラン:低圧電力
○ 消費電力量:1,000kWh
○ 契約電力:30kW
○ 基本料金:1,078円00銭/kW
○ 電力量料金:13.13円/kWh
○ 燃料費調整額:0.13円/kWh
○ 再エネ賦課金:2.95円/kWh
○ 力率:85%
○ 使用期間:2019年10月

● 1ヶ月の電気料金=48,550円(税込)

関西電力「低圧電力」の1ヶ月の電気料金は、「48,550円(税込)」とシミュレーションすることができました。
詳しい内訳は以下をご覧ください。

○ 基本料金:32,340円
○ 電力量料金:13,130円
○ 燃料費調整額:130円
○ 再エネ賦課金:2,950円

※上記シミュレーションによる電気料金はあくまでも試算であり、実際の電気料金とは異なりますのでご了承ください。

関西電力「従量電灯B」の電気料金シミュレーション

● シミュレーション条件
○ 料金プラン:従量電灯B
○ 消費電力量:400kWh
○ 契約電力:10kVA
○ 基本料金:396円00銭/kVA
○ 電力量料金(最初の120kWhまで):17.92円/kWh
○ 電力量料金(120kWhをこえ300kWhまで):21.21円/kWh
○ 電力量料金(300kWh超過分):24.21円/kWh
○ 燃料費調整額:0.13円/kWh
○ 再エネ賦課金:2.95円/kWh

● 1ヶ月の電気料金=13,581円(税込)

関西電力「低圧電力」の1ヶ月の電気料金は、「13,581円(税込)」とシミュレーションすることができました。
詳しい内訳は以下をご覧ください。

○ 基本料金:3,960円
○ 電力量料金:8,389円
① 最初の120kWhまで:2,150.4円
② 120kWhをこえ300kWhまで:3,817.8円
③ 300kWh超過分:2,421円
○ 燃料費調整額:52円
○ 再エネ賦課金:1,180円

※上記シミュレーションによる電気料金はあくまでも試算であり、実際の電気料金とは異なりますのでご了承ください。

関西地方で電気料金を安くするには?

関西電力の電気料金について
関西地方で電気料金を安くするためには、「新電力への切り替え」という方法があります。
ここでは、上記の「従量電灯B」の電気料金シミュレーションと同じ条件で、エコスタイルでんきの「ジョブプラン」と契約した場合の電気料金をシミュレーションしていきます。

「ジョブプラン」のシミュレーション結果(従量電灯B相当)

● シミュレーション条件
○ 関西電力エリア
○ 消費電力量:400kWh
○ 契約電力:10kVA
○ 基本料金:0円
○ 電力量料金:27.50円/kWh
○ 燃料費調整額:0円
○ 再エネ賦課金:2.95円/kWh

● 「ジョブプラン」の1ヶ月の電気料金=12,180円(税込)

内訳は以下の通り。
○ 基本料金:0円
○ 電力量料金:11,000円
○ 燃料費調整額:0円
○ 再エネ賦課金:1,180円

※上記の電気料金は目安です。実際のご使用状況などにより削減額は異なります。

電気代を削減したいなら、エコスタイルでんきにお任せ!

上記の通りシミュレーションを行った結果、関西電力の「従量電灯B」から、エコスタイルでんきの「ジョブプラン」に切り替えるだけで、以下の金額がお得になることがわかりました。
● 「従量電灯B」から「ジョブプラン」へ切り替えた場合
○ 1ヶ月あたりの電気料金が「1,401円(税込)」お得!
○ 1年間あたりの電気料金が「16,812‬円(税込)」お得!

なお、ご自身の会社でいくら電気代が安くなるか知りたい方は、以下のページから簡単に試算することができますのでお試しください。

【関西ジョブプラン】10秒簡単シミュレーション

また、関西電力の法人向け電力プラン「低圧電力」から、エコスタイルでんきの「低圧電力」に切り替えた場合の料金シミュレーションをご希望の場合は、以下ページよりご依頼ください。

低圧電力

まとめ

この記事では、関西電力の電気料金の計算方法や電気料金単価表、法人が契約可能な電気料金プランの一覧などをご紹介してきました。
注目すべきなのは、関西電力の「従量電灯B」プランから、エコスタイルでんきの「ジョブプラン」に切り替えるだけで、
○ 1ヶ月で「1,401円(税込)」の電気料金を削減
○ 1年間で「16,812‬円(税込)」の電気料金を削減
に繋がるという点です。(消費電力400kWhの場合)
※ 比較条件については前述。

また、電力会社の切り替えにあわせて、「自家消費型太陽光発電」を設置することで、さらなる電気料金の削減が可能です。新電力+自家消費型太陽光発電を活用して、現在の電気料金から大幅なコストダウンを行いたい法人様は、「太陽でんき」までお問い合わせください。

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