私たちの生活は有限ゆうげん資源しげんを利用して作り出されたエネルギーの上に成り立っています。さらなる利便性りべんせい追及ついきゅうによって消費量が増加ぞうかし続ける電力を作るために、より多くの資源しげん輸入ゆにゅうしエネルギーにえています。
産業革命以降さんぎょうかくめいいこう、今日にいたってようやく世界的な温暖化対策おんだんかたいさくが求められるようになり、日本においてもエネルギーミックスがしめされ、化石燃料かせきねんりょうたよらない、再生可能さいせいかのうエネルギーの利用拡大りようかくだいを目指すようになりました。

再生可能さいせいかのうエネルギーとは、太陽光や水力等、自然資源しぜんしげんであり、り返し利用できる上に温室効果おんしつこうかガスを排出はいしゅつしないエネルギーです。2016年における日本の一次エネルギーの内、自然エネルギーの割合わりあいは約7.6%程度ていどでまだまだ化石燃料かせきねんりょうが多くをめています。つまり、しめされたエネルギーミックスの達成には再生可能さいせいかのうエネルギーの普及拡大ふきゅうかくだい急務きゅうむと言えます。