サッカーワールドカップ

半端ないって!!
はい、バズッた言葉に乗っかりました。

サッカーを普段見ない人でも、ワールドカップになったら見る人って結構多いのではないでしょうか。私もそんな一人であり、ワールドカップを見るようになったきっかけは友人が卒論のテーマにサッカー史を選び、研究内容を熱く語られたことです。
今ではその内容を覚えていませんが。。。

サッカーのはじまり

サッカーの発祥はイングランドとされており、18~19世紀に学校などでプレーされていましたが、当時はフィールドの広さやルールが決まっておらず各々で楽しんでいたようです。そこで1863年、フットボールクラブの代表者が集まり、共通したルールを決めると共に協会を設立しました。これがサッカーの始まりです。

今でいう“サッカー”ではありませんが、ここ日本には今から約1400年前の飛鳥・奈良時代に仏教などの文化と一緒にボール遊びが中国から伝わったと言われています。
それが“蹴鞠”です。
日本に入ったときから相手に受け取りやすく打ち返しやすい配球をする、リフティングとアシストの上手さを競う勝敗のない競技で、貴族が好んで遊んでいたそうです。

サッカーだけではない!

平安時代までさかのぼると、実は紙のリサイクルの起源もこの時代にあったのです。
蹴鞠と同時期に中国から伝えられた製紙技術によって日本では紙が多く作られるようになり、さらに一度使った紙を集めてすき返す(「古紙の抄き返し」)、古紙再生が始まりました。
当時は高価だった紙を大切にするだけでなく、リサイクルをして何度も利用していたそうです。
使用済みの紙を再生するなんてその当時はエコ意識がとても高かったんですね!

再生紙
サッカーからエコな話題に飛躍してしまいましたが、エコを大切にすることは現代に始まったことではなく、昔から当たり前に行われていたのです。
モノを大切にする気持ち、もしかして私たちのDNAに組み込まれているのかもしれませんね。

出典:白峯神宮「蹴鞠」
参考:日本サッカー協会「サッカーの歴史」
参考:公益財団法人 古紙再生促進センター