シンギュラリティがもたらすマトリックスの世界

脳を分析する女性
今日は やんまる が担当します

映画マトリックスをご存知でしょうか。
人々は何気ない日常を過ごしていますが、実はそれが仮想世界であり、現実では人々がカプセルの中で機械に管理されて仮想の世界を見せられている・・・、そんな世界を描いた作品です。

実は、このマトリックスの世界が現実のものになるかもしれません。
すでにVRという言葉が定着し、様々なハードとソフトが展開されています。スマホでもVRを簡単に体験することができます。

シンギュラリティ(特異点)とは、簡単にいうと人間の能力が機械に負けてしまう転換点になります。作業ロボットがイメージしやすいと思いますが、約30年後にはコミュニケーションするロボットが当たり前のようになり、人間の発想よりもAIの発想、さらには実現できる技術もAIが人間を上回る世界が現実にやってくるでしょう。
今あるライフスタイルが劇的に変わるかもしれないですよね。

ロボットと共存する世界
エネルギーの視点で考えてみると、今の常識では電気は電力会社から買うことが当たり前で、
また太陽光発電システムをつけて売電収益を得たり、自家消費することで電気料金を削減したりすることも一般的といえます。
それがシンギュラリティによってどう変わっていくのか、とても楽しみです。
すでに今の時点で“電気のメルカリ”を実現する技術の開発に着手しはじめた企業も現れました。
つまり、“企業から買う”が当たり前ではなくなるかもしれないということです。

マトリックスの世界では、残念ながら機械が人間を支配し、機械が稼働する為に必要なエネルギーを人間から集めています。
そして仮想世界から脱し、カプセルから抜け出した人類は機械に対して、レジスタンスとして人類の解放をかけて戦います。

マトリックスのようなシンギュラリティがいきなり起こらないでほしいとは思いますが、それが起こらないと断言できない技術革新が目の前まで来ていると思うととても楽しみでもあります。