春から夏へ。八十八夜

茶摘をする女性
今日は やんまる が担当します

立春、春分、夏至など季節を表す言葉を聞くと、新しい季節が近づいていると感じます。
この言葉の総称を二十四節気(にじゅうしせっき)と言うそうです。
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもので、「節(節気)」と「気(中気)」が交互に割り当てられ、それぞれに季節をあらわした名前がつけられています。

また、二十四節気とは別に季節の変化の目安となる日を総称して「雑節(ざっせつ)」といい、「節分」や「彼岸」など日本人にとってはお馴染みの様々な行事が行われています。

二十四節気
今日5月2日はこの雑節のひとつである八十八夜にあたります。
立春から数えて88日目のこの日は、種まきの目安の日となっています。「八」「十」「八」を組み合わせると『米』になることから縁起のいい農耕の日ともされています。

そして、八十八夜は安定した気候が訪れる時期とあり、新茶の摘み取りが行われるようになったそうで、4月下旬から5月下旬に積まれたものが一番茶もしくは新茶と呼ばれます。
特に今日の八十八夜に摘まれたお茶を飲むと健康で長生きできるらしいですね。

熱い一番茶
お茶のおいしい季節がまたやってきます。
春から夏に移る節目でもあり、夏が訪れるということはまた暑くなるということですよね。暑い日に熱いお茶を飲むのも良いですし、キンキンに冷やしたお茶を飲むのもまた良いですよね。