地震対策について考える

家とヘルメット
今日は うつまる が担当します

地震大国日本。
皆さんのご自宅では、どのような地震対策を行っているでしょうか?
調べてみると1995年に起きた阪神・淡路大震災では、負傷者の約70%が住宅における家具の転倒やガラスの飛散などが原因でした。

壊れた建物

そう考えると地震対策は身の安全を守るためにとても重要ですね。
私も本棚は金具で留めて、パソコンなどには滑り止めを敷くことで地震対策をしています。
今日は地震対策についてちょっとだけ考えてみました。

家具の固定や配置は万全に

まず倒れそうな大きな家具は、器具を使ってしっかり固定しましょう。
滑り止めのマットや突っ張り棒、L字金具などは100円均一ショップでも販売されています。
また、段ボールのような身近なものでも対策可能です。
本棚や食器棚、洋服ダンスのような背の高い家具は、段ボールに滑り止めシートをつけて天井とのすき間を埋めるという方法です。
私もあまり知らなかったのですが、これならすぐにでも実践できそうですね。

地震対策グッズ

次に注意したいのが家具の位置です。
ベッドや布団のような寝る場所の横に洋服ダンスを置いているご家庭も多いと思います。
この場合、寝ている方向に倒れてくる配置は危険です。
また、地震で窓ガラスが割れる危険性がありますので、窓のそばにベッドやソファを置かないようにしましょう。
扉や動線にも気をつけてください。家具が倒れて扉が開かない、動線がふさがれて避難ができない…なんてことも考えられます。

対策をすれば安心というわけではなく、定期点検も大切です。
滑り止めなどは劣化してきますので、まめに点検をして地震に備えましょう。
私ももう一度、家具の配置から見直したいと思います。

災害時にも役立つソーラーグッズ

突然災害が起こったとき、懐中電灯やラジオ、スマートフォンは使用できる状態にしていますか?
あるにはあるけど、長い間しまい込んで「いざ!」という時に電池が切れてた・・・なんてこともありえます。

しかし、たとえ災害が起こった時でも変わらないのは「太陽」。
昼間に晴れていれば、そこには常に「太陽」があります。災害が起こった時、この太陽光を利用してソーラーで動く充電器やラジオ、懐中電灯などを備えておくと、電池切れなどの心配が無いため、とても安心ですよね。

あると便利なもの

新聞紙は全部捨てていませんか?実は新聞紙は災害時にとっても役立つ優れものなんです。
新聞紙で暖を取れることは多くの方がご存知だと思います。寒い冬に数枚重ねて掛ければ布団代わりにできますし、大きなゴミ袋にクシャクシャにした新聞紙を入れ、そこに足を入れておくと足元がポカポカになります。

また、スリッパや簡易トイレなどにも利用でき、ゴミ袋やラップなども組み合わせれば使用方法はアイデア次第でたくさんあります。
常に数日分は捨てずに取っておくと、いざという時に役立ちます。

日ごろから、災害時には何がどのように役立つか、考えてみるのも楽しいかもしれませんね。