野菜の価格高騰と植物工場

食卓に並ぶ野菜
今日は ちわまる が担当します

昨年の夏頃から野菜の価格が高騰し、驚いた方も多いのではないでしょうか。
これは日本各地を襲った台風、その後の長雨と低温、日照不足が野菜の価格に影響し、多くの産地で生育が悪化しました。
農林水産省の発表によると、全国平均でレタスが平年の2.4倍、キャベツや白菜も約2倍に値上がりしており、家計へのダメージも大きかったと思います。

家計簿を見て悩む主婦
そんな中で消費者の注目を集めたのが、植物工場で栽培されている野菜です。
植物工場とは、施設内の温度、光、CO2、培養液などの環境を制御し、最適な状態を保ちながら生産できる栽培施設のことです。天候に左右されず、生産量や価格が安定しており、ほぼ無農薬で虫の影響を受けないのが特徴です。
気になる栄養価や食感ですが、形や味は一定でムラがなく、常に旬の状態で栽培され、栄養分も旬の時期と同じで高品質だそうです。

この状況を機に、植物工場事業に参入する事業者も増えていますが、水道光熱費や人件費、減価償却費といったコストが高く、多くが赤字だそうです。

そういったコストを削減するため、レタスを生育させる際に必要な光源を蛍光灯ではなくLED照明を使って電気代を削減したり、野菜の生育に使う水や養分などを厳密に制御することで、水の使用量を従来工場の半分にしたりという取り組みにも着手しているそうです。

植物工場のイラスト
植物工場は、天気や気候の影響を受けないという点で安定した収穫が期待できることにも繋がりますが、植物を育てる環境に、資源を節約するなどの「エコ」を取り入れて運営している点も注目すべきところなのです。

また、消費者もどこで作られた野菜であるかというのが分かりやすく、安心して食べられるため、これからも植物工場の野菜の需要は増えるかもしれません。
そして、今わたしたちが口にしているその野菜も、実は植物工場の野菜かもしれませんね。

皆さん、今は値段が高くて大変ですが野菜不足にはならないよう気を付けましょう。

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