VRを活用した災害対策

VR体験をする男性
今日は うつまる が担当します

最近よく耳にするVRって何か知っていますか?
ゲーマーの私としてはゲームのイメージが強いですが。。。

今回はVRについてちょっとだけ考えてみました。

VRはvirtual reality(バーチャルリアリティ)
(virtual:仮想的。疑似的。/reality:現実感。真実性。迫真性。)という意味です。

よく仮想現実といわれますが、先日テレビで見た専門家は「バーチャルは仮想ではなく本質的な部分やそれを体験した効果としては現実と同じです」と言っていました。
今回なぜVRを取り上げたかと申しますと、最近、面白い試みを目にしたからです。

VRゴーグルとヘッドセット

災害用の避難訓練や地震対策としてVRを装着すると、実際に現場で起こっている状況を体験できるというものです。医療現場でも手術のシミュレーションとして活用されています。
2017年11月15日から17日にインテックス大阪で開催された「第2回【関西】オフィス防災EXPO」では、VRを活用した防災訓練、消火体験などが行われました。

先日、山梨県の高校生が火災現場で8名を救出したニュースが流れていました。
一躍ヒーローとなったその高校生には、現場に遭遇する前から救助についての知識がありました。災害救助をテーマとしたテレビの戦隊ヒーロー『レスキューフォース』を見て憧れており、レスキューに関する本を子供の頃から読み、消防訓練や講習にも積極的に参加していたのです。

消防訓練の様子

人助けは勇気がいる立派な行動です。素晴らしいと思います。
日頃から救助に触れていると、とっさにこういった勇気ある行動が取れるのですね。

VRが普及して、学校などで子供の頃から現実に近い状況下で災害訓練を受けていれば、実際に災害に遭遇したとしても、迅速で的確な行動ができ、自分の身や周りの人を守ることができるのかもしれません。
私もイベントや講習など積極的に参加していきたいです。